小来川の風景その① ~フォトジェニックな橋~


こんにちは、日光市小来川地区協力隊の上吉原です。
今回より、小来川についての風景やスポット紹介などでは載せきれなかった情報を、コラムとして掲載していきます!

初回は、ジメジメと長梅雨で困るこの季節に、雨でも写真映えする小来川地区内の橋をご紹介します!



大久田橋(おおくだばし)

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小来川小中学校の少し先、炉心庵さん、ウッズマンズビレッジさんへ続く道にある、大久田橋。
コンクリート製のアーチ橋で、ノスタルジックな雰囲気があります。

昨年、橋の補強工事が行われ質感が少し変わってしまいましたが、下から見上げた時の美しい造形は今も健在です。

アクセス:小来川小中学校先のウッズマンズビレッジの立て看板を入り10mほど進む


滝の澤橋(たきのさわばし)

西小来川公民館近くにある滝の澤橋。
コンクリート製の橋で、 西黒川の清流による湿気と、雑木の木陰が橋に苔をつける要因となっています。

この写真は雨上がりに撮影しました。水たまりがちょうど水鏡のようになっていて非常に神秘的な風景でした。

滝の澤橋は、金属製の橋が多くなってきている日本で今だ残る石製の橋です。びっしりと生えたコケは非常に美しく、古き良き日本の美しさを感じます。

アクセス:県道277号小来川清滝線を清滝方面に向かい一つ目の橋を渡った先の右側(西小来川公民館、消防団詰め所すぐそば)


太田安橋(おおだばし)

滝ヶ原集落の手前にある橋が、太田安橋です。
うっかり見逃してしまいそうな小さな橋ですが、ひっそりと苔むした様がとても美しい橋です。

橋には、『昭和38年三月竣工』と書いてあり、ちょうどコンクリート製のダムなどが立て続けに作られた高度経済成長期に作られたものだと推測されます。
約60年もの間その姿を変える事なくたたずむその橋に、歴史の移ろいを感じざるを得ません。

アクセス:県道277号小来川清滝線を清滝方面に向かい、三つの石の伝説(馬石等)の先、左側


いかがでしたでしょうか??

小来川にはまだまだフォトジェニックなものが沢山あるんですよ。
これから少しずつ紹介していきますので、次回もよろしくお願いします!

日光市小来川地区地域おこし協力隊
上吉原 麻紀